3月の末から、私は働き始めた。 地元の銀行に就職した。 30人程の支店に配属となり、普通預金を担当した。 仕事内容に適正があるとは到底思えなかったが、お給料を頂く以上はちゃんと働かなければならない。 後から知ったことだが、私はコネで入行したらしい。母親がお偉いさんに頼んだと後々知ることになる。 一... 続きをみる
二十歳のブログ記事
二十歳(ムラゴンブログ全体)-
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案の定、母親にはこってりと絞られた。 気持ちが落ちるようなヒステリーだったが、無視されるよりはマシだと自分に言い聞かせて乗りきった。 「タクオは無事に帰れただろうか。」 そのことが気になった。 子供ではないし、旅慣れているから大丈夫だと理解していても気になる。 タクオの電話番号は覚えている。 連絡... 続きをみる
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夜行バスはすごく狭かった。 でも、その狭さが私達にはありがたかった。手を繋いで寄り添うように小さくなってウトウトと眠った。 5時半過ぎに岡山についた。 ここでタクオは新幹線で東京に向かって帰り、私は実家に向かう電車に乗る約束だった。 実家のある町まで送ると言ってくれたけれど、離れられなくなりそうで... 続きをみる
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私は困った顔をしていたと思う。 タクオは涼しい顔をして隣に座ると私のスーツケースを自分の膝の間に引き寄せて、私の手に自分の手を重ねた。 手を繋いで電車に乗り込んだ。 流れて行く外の景色を黙って見ていた。 私は幸せだった。 今出来る精一杯のことをしてくれることが嬉しかった。 新幹線で帰るつもりだった... 続きをみる
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濡れた私のお腹と内腿等をティッシュで拭き取ると腕枕をしてくれた。 タクオの身体に自分の身体を寄せて胸に顔を埋めた。 泣きたくないのに、涙が止まらなくなる。 タクオを困らせたくはなかった。 「愛してる。」 タクオは私の髪にキスをしながら、何度も言ってくれた。 顔を上げて唇を重ねると指で涙を拭ってくれ... 続きをみる
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タクオがバイトに行っている間にご飯を炊いて、ハンバーグを作る。 お豆腐のすまし汁とサラダも作った。 「いい匂いがする。お腹へった。」 帰ってくるとタクオは言った。 ************************************** 「美味しい。」 タクオは何回も言いながら、ハンバーグを食... 続きをみる
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目覚ましの音で目が覚めた。 ズルズルとベッドから抜けると、湯船にお湯を張る。 裸になると髪と身体を洗う。 そのまま、お風呂掃除をした。 ゆっくりと湯船に浸かる。 このお風呂も最後だと思うと淋しい気持ちになった。 タクオは大丈夫だったのだろうか。 考えないようにしていても、不安な気持ちが付きまとう。... 続きをみる
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タクオが何を考えているのか分からなかった。 「私、生理中やし。だから無理やねん。」 そう言うと 「汚れても、大丈夫。」 とジャスミンはニッコリ笑う。 「私、ルルが男の人とするとどんなだか見てみたいの。傷ついたりしないから、して見せて。」 タクオが私の腕を掴んで 「シャワー借りていい?」 と言う。 ... 続きをみる
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結局、我慢出来なくなって私達はセックスした。 キスしながら、湯船にお湯を張る。 シャワーで浴室を温めた。 お互いの身体を確認するようにまさぐり、舌を這わせた。 昨日よりも経血は少なかった。 私の生理は2~3日で終わる。 早く終わればいいのに・・・そう思った。 浴室の鏡の前に立たされ、セックス中の自... 続きをみる
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タクオに髪の毛を乾かして貰う。 手ぐしで優しく髪を鋤きながら風を当てて、丁寧に乾かしてくれる。 気持ちよくて眠くなる。 乾かし終わると、お礼にミルクティを作る。 牛乳の中にティーバッグを入れて火にかける。ゆっくりと煮出す。 使いきりたかった蜂蜜を垂らして入れる。 紅茶の香りと蜂蜜の甘い香りが部屋に... 続きをみる
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自分の部屋に帰ると部屋の前でタクオが待っていた。 「いつから待ってたの?」 「さっきだよ。」 と答える。 私達はお互いに合鍵を渡していない。 手に触れると冷たかった。 渡しておけば良かったと少し後悔した。 「あの匂いがする。」 私を抱き締めてタクオが言った。 私はどうやらセックスすると体臭が甘い香... 続きをみる
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私の涙をジャスミンのキスが吸いとっていく。 唇が重なる。舌の力を抜いて私の唇の形に沿ってなぞる。 「泣かないで。」 そう囁くと優しく髪を撫でてくれた。 首筋を往復する彼女の舌と唇が下へと向かう。 ボタンダウンのシャツを脱がせにかかったジャスミンを手のひらで制止する。 身体にタクオがつけたキスマーク... 続きをみる
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ジャスミンが帰ってきたのは、初七日が終わった後だった。 友達の実家が定食屋をしていたので、最後の挨拶も兼ねて二人でランチすることにする。 ジャスミンは卒業旅行のことをひどく気にしていたけれど、私は気にしてないことを伝えた。 社会人になってから、二人で旅行することを約束した。 タクオと箱根に行ったこ... 続きをみる
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部屋に帰って、私達は抱き合った。 タクオの身体に触れていたかった。 私はタクオの眼鏡を外しながら、唇を咬んだ。 血の味が広がる。 タクオは怒らなかった。 私の身体を強く吸ってキスマークをつけていく。 赤い花のような小さなキスマークが私の身体のあちこちに咲いていく。 畳のひんやりとした感触が火照った... 続きをみる
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目が覚めると午前2時すぎだった。 私のお布団は私の愛液で濡れてしまったからだろう。 タクオと一つの布団に入っていた。 そっとタクオの首筋の匂いを嗅ぐ。 悲しい気持ちが沸き上がりそうになる。 渓流の音に神経を持っていき、その感情に蓋をする。 タクオの腰に手を回して抱きつくと、目を閉じた。 「ルル、起... 続きをみる
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二人で内湯の檜風呂に入った。 すごくいい香りがする。 髪と身体を洗って、ゆっくりと湯船に浸かる。 明るい所で裸になることにいつの間にか慣れていた。 あんなに恥ずかしいと思っていた自分のアソコを脚を開いて見せることにも慣れてきた。恥ずかしさがないと言ったら嘘になる。 知らない人に対してそれを「やれ」... 続きをみる
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バイトが終わって、タクオから電話が来た。 私が掛けた電話の後で、馴染みの旅館に電話を入れて宿泊できないか聞いてくれたらしい。 子供の頃から家族旅行で訪れている箱根の旅館で 「すごく素敵な所だよ。ちょうど離れが空いてたから、そこを予約した。楽しみにしてて。あと、車で行こう。その方が色々行けて楽しめる... 続きをみる
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卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめ... 続きをみる
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卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめ... 続きをみる
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卒業式は袴を履いた。 乳白色に鮮やかな赤を組み合わせた古典柄の着物に茄子紺の袴を合わせた。 ジャスミンは鮮やかなグリーンの振り袖に濃紺の袴だった。 成績優秀者の竹下君が代表挨拶をし、ジャスミンが目録を読んだ。 粛々と滞りなく、式は修了した。 謝恩会も思っていたよりも盛り上がって、良い会になった。 ... 続きをみる
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私がジャスミンを失いたくない理由は彼女程、自分を必要としてくれる友達が今まで居なかったからかもしれない。 私の母は私のことを自分の所有物のように思っている人だ。 中学・高校時代、休みの日に友達と遊びたいと言っても許してはくれなかった。 「休みの日は家の手伝いをするものだ。」 と言って、外出は厳禁だ... 続きをみる
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眠ってしまっていた。 時計を見ると6時半だった。 ジャスミンを起こす。 スーパーのバイトが7時から入ってると言っていたジャスミンは慌て着替え始めた。 部屋にいていいよ、と言ってくれたけれど私も帰り支度をして玄関に向かう。 ドアノブに手を掛けながら、振り向いてキスをしてきた。 「ありがと。」 そう言... 続きをみる
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ジャスミンにバレてしまった。 でも、正直言って私はホッとしていた。 彼女に対して配慮はしなければならないが、嘘をつくよりは気が楽だ。 帰り道、私から手を繋いだ。 私は彼女に卒業旅行の話をした。 本当は海外旅行に行くつもりにしていたが、ジャスミンのお祖父様の体調が芳しくない為ご両親に反対されて国内旅... 続きをみる
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部屋に戻るとタクオからの留守電が3回入っていた。 ちょっと迷ったけれど、掛け直すとすぐに出た。 「何かあった?」 開口一番そう聞かれた。 心配してくれていたのだろう。 経緯を簡単に話して、電話を切った。 今回タクオが来てなかったのは、家庭教師のバイトがあったからだ。 受験シーズンに突入し、デリケー... 続きをみる
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ジャスミンが帰って来た。 サークルの飲み会に参加して、いつものように騒ぐ。 そしていつものように酔っぱらっていた。 竹下君は私の横から動かなかった。 ジャスミンを避けているのが分かる。 その竹下君に向かって 「みっちゃんのマンコ舐めれたか?」 と聞くジャスミン。 ほんま、最低最悪っ。 私はジャスミ... 続きをみる
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恥ずかしそうなタクオを見て、私は満足だった。 「恥ずかしい?」 聞いてみる。 頷くタクオ。 「私も恥ずかしかったよ?一緒やね。」 そう言うと、目があった。 抱っこして貰って、キスをする。 チュッチュッと音を立てて唇を吸われる。 「愛してる。」 タクオに言われて、キュンとする。 乳房を鷲掴みにされて... 続きをみる
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竹下君から衝撃の告白を聞いて不安になった私。 ジャスミンはタクオに絶対にアプローチしているだろう。 仮にまだしてなかったとしても・・・絶対にする。 そう確信していた。 みんなで集まって、卒業式後の謝恩会の打ち合わせをしているとタクオがやって来た。 目が合う。 が、私は知らん顔をした。 気まずさから... 続きをみる
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昨日使ったバイブとローターが部屋に転がっている。 私はベッドからそれを眺めていた。 何となく、空しい。 起き上がり、洗って消毒して箱に戻す。 今日はサークルの集まりがあったはずだ。 二年生は少ないかもしれないが、行ってみようか。 着替えて軽くメイクをすると、部屋を出た。 学校に向かう道で竹下君と会... 続きをみる
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成人式の次の日に私は自分の部屋に帰った。 16日に帰るとタクオと約束していた。 ジャスミンは20日に帰ってくる。 荷物を片付けるとすぐにタクオに電話する。コールを10回鳴らしてもタクオは出なかった。 まだ15時だ。 帰ってないのかもしれない。 先に買い物に出ることにする。 何か作って、タクオと一緒... 続きをみる
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年末からお正月に掛けて、帰省した。 その間に同窓会があり、高校の同級生が集まった。 成人式前だと言うのに、八割の同級生男女が集まった。 S君も来ていた。 緊張して全く話せなかった、高校時代。 それが嘘みたいに普通に話せた。 「めっちゃ変わったな。綺麗やん。」 そう言われた。 ヨシッ♡♡♡ そう言わ... 続きをみる
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眠ってしまっていた。 3時半。 どれくらい寝ていたんだろう。 タクオの置き手紙があった。 鍵はポストに入れてます。 また今夜。 と書いてある。 さっきのセックスを思い出す。 何でだ? 何で私はタクオにあんな意地悪をされたんだろう? 私がタクオに意地悪するなら分かる。 いくら緊急事態とはいえ、約束を... 続きをみる
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足首まで垂れた私の愛液をタクオが舌で舐め取ってくれた。 仰向けで足首を持たれて、脚を全開にされる。そのまま頭の上に持っていかれると、私のヴァギナが丸見えになる。 明るい部屋でこの格好は恥ずかし過ぎる。 「イヤ。」 そう言いながら脚をバタつかせても、タクオは離してくれなかった。 そのままアナルを舐め... 続きをみる
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夜になってもタクオからの連絡がなかった。 ジャスミンはアメリカ土産のバイブを堪能し、満足したのかアッサリと私を解放してくれた。 9時を過ぎて、私はタクオに電話を掛けた。 すぐに電話には出たけれど、様子がおかしい。 「すみません。明日、伺います。」 と言われ、電話は切れた。 彼女だ。 そう思った。 ... 続きをみる
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ジャスミンから電話があり、お昼ご飯に誘われた。 会うと 「もう。私を置いて帰っちゃうってひどくない?泊まって欲しかったのに。」 と開口一番に言われてしまう。 「勝手に一人で寝ちゃった癖に。」 私が言うと、笑っていた。 新しく出来たパスタのお店に行くことにする。 たらことイカのパスタとトマトソースの... 続きをみる
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目が覚めると、まだ5時前だった。 裸のまま眠ってしまった。 タクオも裸だった。 私が寝返りを打つと、薄目を開けてタクオは私を引き寄せた。 私のお尻にタクオのぺニスが当たる。 柔らかい。 考えてみると、タクオの柔らかいぺニスにはあまり馴染みがなかった。 私はゴソゴソ布団に潜り込んで、ツンとした匂いを... 続きをみる
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ジャスミンの部屋の鍵を掛けると後ろからタクオに抱き締められた。 涙が出そうになるのを、舌先を噛んで我慢する。 手を繋いでマンションから出ると、無言でタクオの部屋に向かった。 玄関に入ると私はタクオの唇に自分の唇を押し当てた。 唇を少し開いて、彼の下唇を吸う。 腰に回された手が私のお尻を強く掴む。 ... 続きをみる
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私はタクオにシロさんとのことを話さなかった。 でも、私の様子が少しおかしいことにタクオは気づいていたと思う。 あのまま、タクオの電話がなければ私はレイプされていたのだろうか。 考えたくなかった。 ただ、シロさんとはもう会うことはないと思っていた。 一人で部屋にいることが怖くて、タクオの部屋で帰りを... 続きをみる
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目が覚めると7時前だった。 土曜日。 タクオは夕方まで家庭教師のバイトが入っている。その後に会う約束をしていた。 憂鬱な気分だった。 頷いたものの、シロさんと何を話せばいいんだろう。 そう思っていた。 洗濯をしながら、掃除機を掛けて部屋の整理をする。 もうすぐクリスマスだなぁとぼんやり考えていた。... 続きをみる
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グラタンの美味しいお店で待ち合わせた。 サラダをオーダーしてエビのグラタンとチキンのグラタンをシェアして食べ、白ワインを飲んだ。 楽しかった。 タクオの食事のマナーは完璧で色々なことを教えてくれた。 タクオの部屋までの道を手を繋いで歩く。 誰かに会っちゃうと困る・・・でも、ワインの酔いが気を大きく... 続きをみる
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タクオのぺニスを掴んで舐める。 自分の愛液の味がする。 玉袋を口に含み、舌で転がす。 ピクンと竿の部分が動く。 我慢汁で亀頭部分が濡れると、親指を使って塗り広げる。 舌を出してペロペロと舐めていく。 タクオがそれを見ている。 左手で乳首を触る。乾いた乳首を手のひらで擦ると固くなった。 「乳首が固く... 続きをみる
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夏の間に私は5つの会社から内定を貰った。すべて地元の会社だった。 親には卒業したら帰って来いと言われていた。 ジャスミンは地元と東京で活動し、11月に希望の東京の会社から内定が貰えていた。 研修でアメリカに行ったりしていて、忙しくしていた。 彼女が10日間不在にしている間、私はタクオと毎日会う約束... 続きをみる
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「甘い香りがする。」 ジャスミンとタクオを二股に掛けて、しばらくするとジャスミンから言われた。 「ルル、ラブジュースもおまんこも甘いミルクみたいな匂いがする。」 私の茂み越しにジャスミンが言う。 昼間からしている時だった。 私はジャスミンに舐めて貰いながら、タクオのことを考えていた。 柔らかな唇と... 続きをみる
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当時は気づいていなかったが、私とタクオの関係は初めはセックスフレンドのようだった。 セックスオンリー。 それが段々と変わって、タクオのペースになっていった。 私はジャスミンでは満たすことの出来ない性欲を彼で補っていた。 身体の相性がとにかく良かった。 シロさんとのセックスは5回に1回イケればいいほ... 続きをみる
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「俺、今までで一番気持ち良かったかも。」 シャワーで汗を流す。 アナルに入れた感覚に似てると言われたが、アナルにぺニスを突っ込んだ事がない私にはよく分からなかった。 バスタオルを濡れた部分にひいて、横になる。 「泊まる?」 そう聞くと、タクオが私の鼻先にキスをした。隣に来た彼に腕を伸ばして抱きつく... 続きをみる
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ぺニスを抜くと私をうつ伏せにして、お尻を高く上げさせられる。 アナルに舌を這わせて吸い付かれて、指でGスポットを刺激される。 ジャスミンがするのとは違う荒っぽさが私を興奮させた。 太股を愛液が伝う。 それを舌先で舐めとり、吸う。 ズズッと音がする。 「ジュルジュルだよ?いやらしいな。」 タクオに言... 続きをみる
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おっぱいを鷲掴みにされる。 指の間からはみ出た乳首を吸う。 右の乳首が陥没している私。 タクオは丁寧に吸い出して、気持ち良くしてくれた。 私の目を見ながら、舌を出して乳首を転がすように舐める。 「ん・・・」 鼻から声が漏れると、乳首を押し潰すように舌に力を入れてこねられた。 強く吸われると、背中が... 続きをみる
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不思議な程、ジャスミンに対する罪悪感はなかった。 大体、スタートから3Pだったんだから。 タクオは共犯者のようなものだ。 キスをしながら、洋服を脱がせ合った。 ブラを外しながら、肩先にキスをする。 あっ、これってシロさんもしてたな・・・そんなことを考えながら、タクオのベルトに手を掛けた。 一緒にシ... 続きをみる
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その日、私は久しぶりに自分の部屋にいた。 ジャスミンが実家に帰ったからだ。 就職活動の為、一週間帰省していた。 コンビニに牛乳と卵を買いに行くと、タクオに会った。 バイト帰りだと言う。 「一緒に飲まないか?」 とタクオが言うので、OKした。 どうせ私も暇だった。 部屋に帰って、テーブルに柿の種を広... 続きをみる
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そんなことがあっても、私達の関係は変わらなかった。 表面的には。 ジャスミンと私は前にも増して一緒にいた。半同棲状態だった。 彼女は二人でいる時間はベタベタとくっつきたがり、四六時中キスをせがむ。 毎日のようにセックスもした。 彼女とのセックスは気持ちが良かったし、彼女を気持ち良くさせることにも抵... 続きをみる
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「三人でしちゃう?」 ジャスミンの言葉にドン引きした、私。 「いいよ。」 とタクオ。 えっ?いいのか? 彼女は? 二人の顔を交互に見つめる私に、タクオがキスしてきた。 あれ?イヤじゃない。 イヤじゃないけど、いいのか? これは。 ジャスミンがタクオと入れ替わるようにして私の唇を吸う。 タクオは私の... 続きをみる
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少しは酔いが冷めたのだろう。 ジャスミンは自分で立ち上がって、浴槽から出た。 三人が洗い場にいるとギュウギュウである。 私は浴槽にもう一度浸かる。 二人はお風呂場を出ていった。 しばらく浸かってから、バスタオルを巻いて出ていくと、タクオがジャスミンにパジャマを着せていた。 その光景が介護のようで、... 続きをみる
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ジャスミンとタクオがバイセクシャル。 つまり、どっちでも大丈夫ってことか。 男と女、どっちでも大丈夫なんや・・・ ぼんやりと考える。自分の身近にマイノリティがいたことに心底驚いた。 酔いが一気に冷めるくらいの破壊力があった。 「私もタクオがバイだって気づいてたよ。」 とジャスミン。 「全然分からな... 続きをみる
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5時過ぎにタクオがやって来た。 ジャスミンと私は10個のクラッカーを全部鳴らした✨ テンション高く、ハッピーバースデートゥーユーを歌った。 プレゼントを渡す。 それから、シャンパンを抜いた。 抜いたのは良いが、栓があんな風に発射されるなんて知らなくてビックリした。 ビックリしすぎて、三人で笑い転げ... 続きをみる
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短大に入学してから、いつもジャスミンと一緒にいた。 入学してしばらく経った頃、ジャスミンにも好きな人が出来た。 シロさんと同じ学年のマサさん。 チェッカーズのフミヤに似た雰囲気の人だった。 でも、マサさんには彼女がいた。 ジャスミンは 「片想いでもいい。」 そう言っていた。 同じサークルだったから... 続きをみる
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