十二月に入り、仕事が忙しくなっていた。 そんな中、関連会社の営業マンが出入りしていて、会話を交わすようになっていた。 私より5つ年上の26歳。 志賀 圭一郎さん。 身長は175cmくらいで標準体型。 お洒落で話が面白く、ハンサム。 本店に限らず、志賀さんに好意を寄せている女性行員は多いと年配女子行... 続きをみる
2018年11月のブログ記事
-
-
23時に電話が鳴った。 急いで出る。 「早いね。」 とタクオが笑っていた。 私も笑う。 「した?」 タクオが聞いてくる。 「うん。」 と答える。 耳許で聞こえるタクオの声をずっと聞いていたい。 今日のセックスの話をした。 タクオは静かに聞いていた。 「クリでイッた時に何を考えてたの?」 私は黙って... 続きをみる
-
私はジャスミンに電話を掛けた。 0時を回っていたけれど、多分起きているはずだった。 コールしてもなかなか出ない。 切ろうとした時に、ジャスミンが出た。 「もしもし。夜分にごめんね。」 そう言うとジャスミンは笑った。 「お風呂から出たとこだったんだよーっ。取るのが遅くなってごめんね。」 と相変わらず... 続きをみる
-
トキとの次はない。 そう思っていた。 23時のタクオからの電話に私はコール2回で出た。 R「もしもし。」 T「ルル?元気?」 R「元気だよ。元気?」 T「元気だよ・・・電話に出たってことは何かあった?宿題?」 R「うん・・・」 T「話してみて。」 大好きなタクオの声だった。 低くて少し甘くて、時々... 続きをみる
-
マジマジとトキの顔を見つめる。 高校時代にあんなにモテていたけれど、顔自体はハンサムでも何でもなかった。 腫れぼったい目はめちゃくちゃ小さい。 鼻先が丸くて、全体的にチャウチャウ犬のような顔だった。 ただ、唇の形は魅力的だ。 口角がキュッとしていて、ポッテリとした下唇が色っぽい。 トキは毎日私を待... 続きをみる
-
本店に移動になって1ヶ月が過ぎた。 小さな支店とは違って、本店は人間関係がドライだった。 私にはそれが有り難く、それなりに快適だった。 私の担当は窓口業務だ。 窓口には切れ間なくお客様がやってくる。 カルトンを出して通帳を受けとる作業を淡々とこなさなければならない。 「おいっ‼」 突然、そう言われ... 続きをみる
-
東京駅で待ち合わせしたジャスミンとタクオに見送られて、私は新幹線に乗り込んだ。 帰りたくなかった。 でも、そんなわけにはいかなかった。 私はずっとタクオの宿題について考えていた。 考えてはみるものの、私とセックスしてくれるような男子は周りにいなかった。 身近な男性なんて職場のさんちゃんくらいしかい... 続きをみる
-
身体の力が入らなくなる程、私は何度もイカされた。 汗と涙で濡れた頬をタクオの舌が撫でていく。 後ろから突かれると内腿がプルプルと震えて、背中が粟立つ。 乳房を揉みし抱かれ、白い波に拐われるような感覚がする。 「愛してる。」 耳許で囁かれて、私の子宮がペニスを締め付けた。 シーツを頬につけてお尻を高... 続きをみる
-
下着を着けようとした私に 「そのままでいいよ。」 とタクオが言う。 寝室で抱き寄せられると、タクオの右手が私の頬を包む。 「まだ痛いよね。」 口角の傷に指先で触れながら、タクオが聞いてくる。 頷くと、舌先で傷に触れてから唇を舐められた。 「ルルは綺麗だよ。大丈夫。」 と言われて、笑ってしまう。 綺... 続きをみる
-
ジャスミンが泡風呂が作れるボディソープを用意してくれていた。 浴槽にソープを垂らしてシャワーを当てるとモコモコとした泡が発生する。 ストロベリーの甘い香りは駄菓子のフーセンガムの香りを思い出させた。 ぬるめのお湯に浸かり、身体を泡で撫でる。 タクオが手を伸ばして私の乳房をまさぐり始めると陥没した乳... 続きをみる
-
-
吉祥寺に着くと私達はスーパーに寄った。 手を繋いで歩きながら、チーズリゾットとサラダの材料、シャンパンを2本買った。 合鍵を使って部屋に入る。 手を洗うと、食事の準備に取り掛かった。 定時に会社を出る‼とジャスミンは言っていたらしい。 自転車通勤をしていて、30分くらいで帰ってくるよ、とタクオが言... 続きをみる
-
日本製では合うサイズがなくて、私はインポートの下着を着けていた。 学生の時は70Eで何とか凌いでいたが、つけ心地は悪かった。胸が潰れるし、アンダーを大きくすると不意にホックが外れることもあった。 65F。 身体に合ったサイズの下着をつけた時は感動した。動いても、身体の動きにフィットして付いてきてく... 続きをみる
-
電話が鳴る音で目が覚めた。 タクオに声を掛けると、反動をつけて起き上がり電話に出た。 ジャスミンからだった。 時計を見ると22時。 どれくらい眠っていたんだろう。 寝返りをうつと、筋肉痛のような痛さを感じた。 よくよく考えてみると5ヶ月ぶりのセックスだ。 ゆっくりと身体を起こしてショーツを探す。床... 続きをみる
-
しつこく耳に舌を這わせてくる。 セックスのスイッチが入るように、膣が熱くなる。 滲み出すようにじんわりとヴァギナが濡れてくるのが分かった。 タクオのぺニスが固くなって太股にあたる。 手を伸ばしてソッと撫でた。 「入れたい。」 タクオが囁く。 私を横向きにすると、後ろから抱いてくる。 お尻の割れ目を... 続きをみる
-
ジャスミンに連絡を取って、部屋を整えると私達は部屋を出た。 明日のお昼にはまた戻ってくる約束をした。 タクオはギンガムチェックのボタンダウンシャツに黒のチノパンツを合わせ、ハイカットの黒コンバース、黒のリュックだった。 タクオはいつもオシャレだ。 私は彼に合わせて黒のテンセル生地のロングワンピース... 続きをみる
-
元々私は濡れにくいのだと思う。 シロさんとする時も濡れなかったり、濡れてもすぐに渇いてしまうことが少なからずあった。 渇き始めると痛かったが、シロさんに悪くて途中で止めて欲しいと言えなかった。 「濡れにくい体質かもね。」 とよく言われていた。 でも、何回かに一回はビショビショに濡れることもあって自... 続きをみる
-
目が覚めると隣でタクオが寝息を立てていた。 頭が痛くて、ほんのり気持ち悪かった。 昨日のワインのせいだろう。 「これが二日酔いというやつか。」 そんなふうに考えながら、目を閉じた。 次に目が覚めると6時過ぎだった。 タクオはもう起きていた。 「おはよう」 そう言ってソファーに横になり、小さく丸まっ... 続きをみる
-
テーブルの上を片付けようと立ち上がろうとして、バランスを崩した。 タクオに抱き止められた。 どちらかと言うと私はお酒が強い。 呑んでも、自分で歩けなくなるようなことはそれまでなかった。 「ストローでワイン呑むとほんまに酔っぱらうんやね。」 と言うとタクオが小さく笑ったのが分かった。 座らされ、タク... 続きをみる
-
私は東京行きの航空チケットを片道分購入した。 夕方のチケットが取れてホッした。 母親には 「体調不良の先輩の代わりに三泊四日で東京研修に出ることになった。」 と嘘をついた。 「そんな顔で行くの?」 と当然のことを言われたが、マスクしてれば分からない、と交わした。 電話の呼び出し音をOFFにして留守... 続きをみる
-
当日は支店長も参加していた。 地元の方々に混じってお祭りに参加した。 お祭りの場所は銀行の真裏だったので、更衣室で浴衣に着替えた。 マリさんは大胆な花柄の藍色の浴衣ですごく色っぽかった。 私は白地に藍色の切り替えが入ったシンプルな浴衣だった。 盆踊りは20時からだが、それぞれに分かれてお手伝いに回... 続きをみる
-
-
相変わらずの先輩女子の対応だったが、優しく接してくれるパートさんもいたから何とか頑張れた。 マリさんとマリさんの彼氏のジョウさん。 私の前年に入行した男性行員さんちゃん(彼女なし) と四人でカラオケに行ったり、食事することが増えていて一人じゃない気持ちにもなってきていた。 そんな中で、7月に支店で... 続きをみる
-
3月の末から、私は働き始めた。 地元の銀行に就職した。 30人程の支店に配属となり、普通預金を担当した。 仕事内容に適正があるとは到底思えなかったが、お給料を頂く以上はちゃんと働かなければならない。 後から知ったことだが、私はコネで入行したらしい。母親がお偉いさんに頼んだと後々知ることになる。 一... 続きをみる
-
案の定、母親にはこってりと絞られた。 気持ちが落ちるようなヒステリーだったが、無視されるよりはマシだと自分に言い聞かせて乗りきった。 「タクオは無事に帰れただろうか。」 そのことが気になった。 子供ではないし、旅慣れているから大丈夫だと理解していても気になる。 タクオの電話番号は覚えている。 連絡... 続きをみる
-
夜行バスはすごく狭かった。 でも、その狭さが私達にはありがたかった。手を繋いで寄り添うように小さくなってウトウトと眠った。 5時半過ぎに岡山についた。 ここでタクオは新幹線で東京に向かって帰り、私は実家に向かう電車に乗る約束だった。 実家のある町まで送ると言ってくれたけれど、離れられなくなりそうで... 続きをみる
-
私は困った顔をしていたと思う。 タクオは涼しい顔をして隣に座ると私のスーツケースを自分の膝の間に引き寄せて、私の手に自分の手を重ねた。 手を繋いで電車に乗り込んだ。 流れて行く外の景色を黙って見ていた。 私は幸せだった。 今出来る精一杯のことをしてくれることが嬉しかった。 新幹線で帰るつもりだった... 続きをみる
-
濡れた私のお腹と内腿等をティッシュで拭き取ると腕枕をしてくれた。 タクオの身体に自分の身体を寄せて胸に顔を埋めた。 泣きたくないのに、涙が止まらなくなる。 タクオを困らせたくはなかった。 「愛してる。」 タクオは私の髪にキスをしながら、何度も言ってくれた。 顔を上げて唇を重ねると指で涙を拭ってくれ... 続きをみる
-
タクオがバイトに行っている間にご飯を炊いて、ハンバーグを作る。 お豆腐のすまし汁とサラダも作った。 「いい匂いがする。お腹へった。」 帰ってくるとタクオは言った。 ************************************** 「美味しい。」 タクオは何回も言いながら、ハンバーグを食... 続きをみる
-
目覚ましの音で目が覚めた。 ズルズルとベッドから抜けると、湯船にお湯を張る。 裸になると髪と身体を洗う。 そのまま、お風呂掃除をした。 ゆっくりと湯船に浸かる。 このお風呂も最後だと思うと淋しい気持ちになった。 タクオは大丈夫だったのだろうか。 考えないようにしていても、不安な気持ちが付きまとう。... 続きをみる
-
「見なきゃ良かった。」 ジャスミンの感想だ。 「ルルがタクオに甘えてるなんて。」 そうも言った。 でも。 「私に手を差し出してくれて嬉しかった。」 とも言っていた。 実はその辺のことはあまり覚えていない。 ぼんやりと霞がかかったような記憶しかなかった。 最後は覚えているんだけど。 着替えて、汚して... 続きをみる
-
タクオが何を考えているのか分からなかった。 「私、生理中やし。だから無理やねん。」 そう言うと 「汚れても、大丈夫。」 とジャスミンはニッコリ笑う。 「私、ルルが男の人とするとどんなだか見てみたいの。傷ついたりしないから、して見せて。」 タクオが私の腕を掴んで 「シャワー借りていい?」 と言う。 ... 続きをみる
-
-
結局、我慢出来なくなって私達はセックスした。 キスしながら、湯船にお湯を張る。 シャワーで浴室を温めた。 お互いの身体を確認するようにまさぐり、舌を這わせた。 昨日よりも経血は少なかった。 私の生理は2~3日で終わる。 早く終わればいいのに・・・そう思った。 浴室の鏡の前に立たされ、セックス中の自... 続きをみる
-
タクオに髪の毛を乾かして貰う。 手ぐしで優しく髪を鋤きながら風を当てて、丁寧に乾かしてくれる。 気持ちよくて眠くなる。 乾かし終わると、お礼にミルクティを作る。 牛乳の中にティーバッグを入れて火にかける。ゆっくりと煮出す。 使いきりたかった蜂蜜を垂らして入れる。 紅茶の香りと蜂蜜の甘い香りが部屋に... 続きをみる
-
自分の部屋に帰ると部屋の前でタクオが待っていた。 「いつから待ってたの?」 「さっきだよ。」 と答える。 私達はお互いに合鍵を渡していない。 手に触れると冷たかった。 渡しておけば良かったと少し後悔した。 「あの匂いがする。」 私を抱き締めてタクオが言った。 私はどうやらセックスすると体臭が甘い香... 続きをみる
-
私の涙をジャスミンのキスが吸いとっていく。 唇が重なる。舌の力を抜いて私の唇の形に沿ってなぞる。 「泣かないで。」 そう囁くと優しく髪を撫でてくれた。 首筋を往復する彼女の舌と唇が下へと向かう。 ボタンダウンのシャツを脱がせにかかったジャスミンを手のひらで制止する。 身体にタクオがつけたキスマーク... 続きをみる
-
ジャスミンが帰ってきたのは、初七日が終わった後だった。 友達の実家が定食屋をしていたので、最後の挨拶も兼ねて二人でランチすることにする。 ジャスミンは卒業旅行のことをひどく気にしていたけれど、私は気にしてないことを伝えた。 社会人になってから、二人で旅行することを約束した。 タクオと箱根に行ったこ... 続きをみる
-
部屋に帰って、私達は抱き合った。 タクオの身体に触れていたかった。 私はタクオの眼鏡を外しながら、唇を咬んだ。 血の味が広がる。 タクオは怒らなかった。 私の身体を強く吸ってキスマークをつけていく。 赤い花のような小さなキスマークが私の身体のあちこちに咲いていく。 畳のひんやりとした感触が火照った... 続きをみる
-
目が覚めると午前2時すぎだった。 私のお布団は私の愛液で濡れてしまったからだろう。 タクオと一つの布団に入っていた。 そっとタクオの首筋の匂いを嗅ぐ。 悲しい気持ちが沸き上がりそうになる。 渓流の音に神経を持っていき、その感情に蓋をする。 タクオの腰に手を回して抱きつくと、目を閉じた。 「ルル、起... 続きをみる
-
二人で内湯の檜風呂に入った。 すごくいい香りがする。 髪と身体を洗って、ゆっくりと湯船に浸かる。 明るい所で裸になることにいつの間にか慣れていた。 あんなに恥ずかしいと思っていた自分のアソコを脚を開いて見せることにも慣れてきた。恥ずかしさがないと言ったら嘘になる。 知らない人に対してそれを「やれ」... 続きをみる
-
バイトが終わって、タクオから電話が来た。 私が掛けた電話の後で、馴染みの旅館に電話を入れて宿泊できないか聞いてくれたらしい。 子供の頃から家族旅行で訪れている箱根の旅館で 「すごく素敵な所だよ。ちょうど離れが空いてたから、そこを予約した。楽しみにしてて。あと、車で行こう。その方が色々行けて楽しめる... 続きをみる
-
卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめ... 続きをみる
-
-
卒業旅行の為に、下見して決めていたスーツケースを買った。 私はシルバーを、ジャスミンはショッキングピンクで色違いのお揃いにした。 ウキウキしていた。 明日の為にそれぞれの部屋で荷造りをしてから、ジャスミンの部屋に泊まる約束をして別れた。 部屋に帰るとすぐに電話が鳴った。 ジャスミンだった。 「ごめ... 続きをみる
-
卒業式は袴を履いた。 乳白色に鮮やかな赤を組み合わせた古典柄の着物に茄子紺の袴を合わせた。 ジャスミンは鮮やかなグリーンの振り袖に濃紺の袴だった。 成績優秀者の竹下君が代表挨拶をし、ジャスミンが目録を読んだ。 粛々と滞りなく、式は修了した。 謝恩会も思っていたよりも盛り上がって、良い会になった。 ... 続きをみる
-
私がジャスミンを失いたくない理由は彼女程、自分を必要としてくれる友達が今まで居なかったからかもしれない。 私の母は私のことを自分の所有物のように思っている人だ。 中学・高校時代、休みの日に友達と遊びたいと言っても許してはくれなかった。 「休みの日は家の手伝いをするものだ。」 と言って、外出は厳禁だ... 続きをみる
-
眠ってしまっていた。 時計を見ると6時半だった。 ジャスミンを起こす。 スーパーのバイトが7時から入ってると言っていたジャスミンは慌て着替え始めた。 部屋にいていいよ、と言ってくれたけれど私も帰り支度をして玄関に向かう。 ドアノブに手を掛けながら、振り向いてキスをしてきた。 「ありがと。」 そう言... 続きをみる
-
ジャスミンにバレてしまった。 でも、正直言って私はホッとしていた。 彼女に対して配慮はしなければならないが、嘘をつくよりは気が楽だ。 帰り道、私から手を繋いだ。 私は彼女に卒業旅行の話をした。 本当は海外旅行に行くつもりにしていたが、ジャスミンのお祖父様の体調が芳しくない為ご両親に反対されて国内旅... 続きをみる
-
部屋に戻るとタクオからの留守電が3回入っていた。 ちょっと迷ったけれど、掛け直すとすぐに出た。 「何かあった?」 開口一番そう聞かれた。 心配してくれていたのだろう。 経緯を簡単に話して、電話を切った。 今回タクオが来てなかったのは、家庭教師のバイトがあったからだ。 受験シーズンに突入し、デリケー... 続きをみる
-
ジャスミンが帰って来た。 サークルの飲み会に参加して、いつものように騒ぐ。 そしていつものように酔っぱらっていた。 竹下君は私の横から動かなかった。 ジャスミンを避けているのが分かる。 その竹下君に向かって 「みっちゃんのマンコ舐めれたか?」 と聞くジャスミン。 ほんま、最低最悪っ。 私はジャスミ... 続きをみる
-
恥ずかしそうなタクオを見て、私は満足だった。 「恥ずかしい?」 聞いてみる。 頷くタクオ。 「私も恥ずかしかったよ?一緒やね。」 そう言うと、目があった。 抱っこして貰って、キスをする。 チュッチュッと音を立てて唇を吸われる。 「愛してる。」 タクオに言われて、キュンとする。 乳房を鷲掴みにされて... 続きをみる
-
竹下君から衝撃の告白を聞いて不安になった私。 ジャスミンはタクオに絶対にアプローチしているだろう。 仮にまだしてなかったとしても・・・絶対にする。 そう確信していた。 みんなで集まって、卒業式後の謝恩会の打ち合わせをしているとタクオがやって来た。 目が合う。 が、私は知らん顔をした。 気まずさから... 続きをみる
-
昨日使ったバイブとローターが部屋に転がっている。 私はベッドからそれを眺めていた。 何となく、空しい。 起き上がり、洗って消毒して箱に戻す。 今日はサークルの集まりがあったはずだ。 二年生は少ないかもしれないが、行ってみようか。 着替えて軽くメイクをすると、部屋を出た。 学校に向かう道で竹下君と会... 続きをみる