Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十一歳 トキ(3)

トキとの次はない。

そう思っていた。





23時のタクオからの電話に私はコール2回で出た。





R「もしもし。」



T「ルル?元気?」



R「元気だよ。元気?」



T「元気だよ・・・電話に出たってことは何かあった?宿題?」



R「うん・・・」



T「話してみて。」



大好きなタクオの声だった。

低くて少し甘くて、時々掠れたように発せられる。淡々とした優しい声が私を癒していく。





トキのことを話す。

再会して誘われたことや10日目でセックスすることになったことを簡単に話した。



タクオはセックスの内容を聞いて来た。



T「どうだった?良かった?」



いつも通り淡々と抑揚のない声だ。

「良かった?」なんて聞いてくるタクオを意地悪だと思う。



R「結論から言うと、良くなかった。私とは合わない。」



T「どうして?」



R「雜と言うか、痛かった。キスも涎でベタベタになんねん。イヤやった。」



T「そう。どんなふうにしたの?」



こんなふうに話を引き出されていく。

タクオが笑いを堪えているのが分かった。





T「入れられて、気持ち良かった?」




R「ジャスミンが三擦り半って言ってた事があったんやけど・・・三擦りではなかったけど、1分もしないでトキが出してん。気持ちよくなかった。」



タクオが鼻で笑ったのが分かった。



T「ルルがキツイからだと思うよ。仕方ないよ。もう一回してごらん。」


そう言われて私が黙ると


T「何回かして良くなることもあるよ。ルルが気持ちよくなれるように自分で教えてあげて。どうして欲しいか伝えてみて。」


そんなふうに言われてしまった。





タクオとのセックスを思い出す。

タクオは私にそんなことを聞いてくることはなかったよね?



私はタクオにして欲しかった。

さっきから、私のショーツの中は生温く湿り始めていた。





黙っている私に


T「ルル、今は濡れてない?」


タクオが聞いてくる。


R「濡れてる・・・」



トキとした時には全く濡れなかったのに、タクオの声を聞いているだけで私は濡れていた。



T「今、どんな格好してるの?」


R「パジャマだよ。」


T「ノーブラ?」


R「うん・・・」


愛液がショーツを濡らすのが分かる。


T「パジャマの上からおっぱい揉んでみよっか。」


言われるままに右手で自分の乳房を揉む。

先っぽが生地に擦れて、乳首にムズムズとした気持ち良さが広がる。


T「乳首が勃って来た?指を舐めて・・・濡らしたら乳輪を撫でて・・・」


R「んっ・・・」


T「ルルの声が聞きたいから、声出して・・・」


R「あっ・・・あっ・・・」


T「乳首に触れてみて・・・俺がしてるみたいに摘まんでみよっか・・・固くなってきた?」


R「うん・・・」


T「可愛いね。パジャマ脱いじゃおっか。」


パジャマを脱ぐ。


T「脱いだ?」


R「うん・・・」


T「何色の下着かな。」


R「ネイビーだよ。」


T「いいね。身体を触ってみて・・・ゆっくり撫でてごらん。」


R「んっ。」


T「気持ちいいね・・・パンティの上から触ってごらん・・・濡れてるかな。」


R「うん・・・濡れてる・・・」


T「どれくらい濡れてるの?」


R「指が入っちゃうくらい・・・」


T「そんなに濡れてるんだ・・・可愛いねぇ・・・クリ、撫でてごらん。」


R「あっ・・・ふぅん。」


T「勃っちゃってるかな・・・ルルの愛液を塗りつけちゃおうか・・・舐めたいな。今度、舐めてあげるね。」


お尻から太股に掛けて粟立つような感覚が広がる。


R「んっ・・・あっ・・・はっ・・・」


T「気持ちいいね・・・どんな気持ち?」


R「恥ずかしい・・・」


T「恥ずかしいね・・・電話で話ながら、そんなに濡らしちゃって・・・エッチだよね、ルル。」


恥ずかしくて顔が熱い。

そんなことを言われて、悲しくなってしまう。

でも、気持ちよくて止める事が出来ない。


T「乳首も勃っちゃってるのかな・・・触ってごらん・・・指を舐めて濡らしたら、捏ねてみよっか。」


R「んっ・・・あっ・・・あん。」


ハァハァと息が上がってくる。


T「クリに触りたい?下着脱いで・・・どうなってるかな?見てごらん。」


私はショーツを脱いで、割れ目を広げる

クリトリスに視線を落とすと真っ赤な勃起したそれが見えた。


T「どうなってる?教えて・・・」


呼吸が上がる。トロリと愛液がヴァギナから垂れるのが分かった。


R「大きくなってる・・・」


T「まだ触っちゃダメだよ・・・赤く充血してヒクヒクしてる?愛液は垂れちゃってるかな?」


R「うん・・・」


T「うん、じゃ分からないよ・・・ちゃんと教えて・・・」


今までで一番優しいかもしれない声で、ゆっくりとタクオが話し掛けてくる。



R「ヒクヒクしてる・・・真っ赤だよ・・・濡れてるし、触りたい。」


声が震えてしまう。


T「いいよ・・・触ってごらん・・・どんなふうに触ってるのか教えて。」


R「うん・・・あっ・・・はぅん。中指でクリに触ってる・・・あっ・・・タクオがしてくれるみたいに・・・んっ。」


T「気持ちいいね・・・少しだけ皮を剥いて直接触ってごらん・・・ルルは好きだよね・・・この刺激。」


R「はっ・・・あん。気持ちいい。」


T「ヴァギナを撫でてみて・・・ヌルヌルしてる?」


R「あっ・・・あっ・・・んっ、ヌルヌル。」


T「クリトリスでイッちゃおうか・・・ルルのペースで擦ってごらん。」


私はクリトリスに当てた指を小刻みに動かした。



R「あっ、あっ、あっ、イッちゃう、イッちゃう・・・」


声に出しながら、腰が浮いて爪先を反らせると一気にイッてしまった。


T「イケたね・・・気持ち良かった?」


R「うん・・・」


恥ずかしい。

本当に恥ずかしかった。


電話で囁かれて、簡単にイッてしまうなんて。


T「ゆっくり眠って。彼と明日もしてごらん。おやすみ、また明日。」



そう言って電話は切れた。



明日もトキとしなければならない・・・

新たな宿題が出てしまった。



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