Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十一歳 志賀さん(16)

雪をケージに入れる。

十分に遊んであげていたせいか、ベッドで丸くなって寝ようとしていた。



私をベッドの前に立たせると志賀さんがバスタオルを外す。


キスをしながら、彼の膝の上に座った。



「綺麗や。」



と言われて顔が熱くなる。

抱き合って長いキスをする。


濡れ始めたのが分かる。

私の身体に舌を這わせてくる。


薄ピンクの乳首が勃ち始めても彼はそこを避けて唇で乳房を吸う。

溜め息のような吐息に声が混じり始めるとやっと口に含んでくれた。


志賀さんとのセックスは身体を重ねる毎に良くなっていくセックスだった。


どうやったら私が濡れるのか?を彼は学習して実践してくれる。


舌の強さや指の動かし方、体位も私が気持ち良くなれるように変えてくれているのが分かった。


私が気持ちよさから声を漏らすと喜んだ。


可愛い人だと思う。


フェラチオされるのはあまり好きじゃないと言っていたけれど、私は出来るだけしてあげたかった。

志賀さんはしつこいくらいに丁寧に私の性器を愛撫してくれる。

そのおかげで私は痛みを感じることがなかった。


そのお返しの気持ちと、フェラチオされている彼の反応が好きだった。

少し苦しそうに吐息を洩らされると、子宮がキュンと疼く。

私はSなのかもしれない。






時間を気にしなくていいセックスは久しぶりだった。

普段は時計をチラ見して時間を気にしていた。

でも今日はそれがない。





ベッドの上で身体を重ねてお互いをまさぐるように抱き合う。

ずっとキスをしながら腰を動かした。


抱き抱えられるようして深く入ったぺニスに私の気持ちいい部分を擦られると、段々と身体に力が入る。


ゲージで雪が鳴いている声が遠くに聞こえた。


身体を震わせてイッてしまった私を志賀さんのゆっくりとした腰の動きが突き続ける。



「イヤ・・・」



そう言うと



「大丈夫やで。」




と唇を吸われた。


内腿はベッタリと濡れていて、膣の中が凄く熱い。

膣壁が彼のぺニスをキュウキュウと締め付けるのが分かる。




「イヤ・・・イッちゃう。」




と甘えた声が出てしまう。

黙ったままキスを続ける彼の顔を見つめながら私の意識が飛んでいく。

白い波が何度も私を浚っていった。


小さく丸くなって膝を抱えた。

志賀さんが雪を出してくれた。

私を後ろから抱くように横になると腕枕をしてくれる。

彼の指先が私の脇腹を撫でていく。

雪が私の鼻を前肢でつついてくる。

ソッと撫でてあげると丸くなって眠り始めた。

幸せだった。



志賀さんともっとしたい。

そう思い始めていた。


裸の身体を寄せ合って私達は眠った。





目覚めると朝勃ちしている彼のベニスを濡らして腰を沈めた。




「起き抜けに自分で挿れた女は初めてや。」




と言われて笑ってしまった。




「31分の1の確率やね。」




私が言うと彼も笑っていた。


威嚇を始めた雪を抱っこしながら、私は腰を揺らした。

抱っこすると大人しくなる。

でも、思い直してバスタオルを巻いてから雪をケージに入れに行き、朝ごはんと水をあげた。




志賀さんがケージの横で私を押し倒してくる。

冷たい床が背中に触れて声が出てしまう。唇を塞がれそのまま抱き合った。

雪がシャーシャー言いながら、私達を見ていた。



初めの頃とは比べ物にならない程、私は濡れた。



「めっちゃ濡れてる。」




志賀さんに囁かれると恥ずかしさで顔が見れなくなる。

白濁した愛液がお互いの陰毛を濡らしているのを見ると吐息が漏れる。

クリトリスと中を同時に刺激されると背中を反らせてイッてしまった。


乳首を吸われて舌先で捏ねられると痺れたような感覚が広がる。



「もっとして・・・」



そう言うと志賀さんは私を持ち上げた。


入れたままの駅弁状態で抱えられる。

ベッドに下ろされ、腰を動かされた。

規則正しい動きで私をついてくる、

暫くして白い光が広がり始めると、私は志賀さんにキスをせがみ、全身を痙攣させてイッてしまった。




「ルルでも甘えることあんねんな。可愛いな。」




汗で張り付いた髪を鋤いてくれながら、志賀さんが言う。





S「普段は全然やけど。もっと甘えて欲しいって思ってるんやけど。」




R「甘えてるよ。」




S「いつ?」




R「普段から。」




S「あれで?」




甘えるって・・・どういうことやねん。


そう思った。





フライパンでホットサンドを作る。

飲み物はインスタントのカップスープを入れた。

志賀さんは喜んで食べてくれた。



似合わないアラレちゃん眼鏡が可愛くて笑ってしまう。




「何やねん。」



と拗ねたように言われても笑い続けた。




ふと思い出して私は志賀さんに聞いてみる。



R「初めてのデートでホテルに行った私のことヤリマンだと思わなかったの?」




S「ヤリマンって・・・自分のことそんなふうに言わんので。」




R「じゃあ、ビッチ?イエローキャブ?」




S「それも止めなさい。思わへんかったよ。でも、俺は遊ばれてんのかなぁ~とは思った。」





R「思ってるやん。」




S「あんたさ、自分で自分のこと全然分かってへんな。ルルってめっちゃ品があんねんよ。だから、一回目のデートでホテルに行くようには絶対に見えへんし、朝から男のちんちんに自分で座るようには見えへんねん。」




R「それって誉めてくれてるの?」




S「当たり前やん。」




R「何で周りに言わなかったの?」




S「好きやったし・・・それにラブホ出る前にベッドを綺麗に整えてタオル畳んで重ねてから出たやろ?ちゃんとしてる子なんやと思った。」




R「普通じゃない?」




S「普通なんかな?でも、俺はそういう子知らんで。」




R「30人としてても?」




S「30人としてても・・・もうそれ良くない?やめて欲しいわ。」




私は笑ってしまった。

そういうことを考える志賀さんの方がちゃんとした人だと思った。





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