Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十歳 ジャスミンとタクオ(50)

私の涙をジャスミンのキスが吸いとっていく。

唇が重なる。舌の力を抜いて私の唇の形に沿ってなぞる。


「泣かないで。」


そう囁くと優しく髪を撫でてくれた。

首筋を往復する彼女の舌と唇が下へと向かう。

ボタンダウンのシャツを脱がせにかかったジャスミンを手のひらで制止する。


身体にタクオがつけたキスマークがまだ残っている。それを彼女には見せたくなかった。


「ダメ?」


ジャスミンが顔を寄せて聞いてくる。

私は正直にキスマークのことを伝える。


「いいよ。私もつけてあげるから。」


キスをしながら、裸になる。

身体のあちこちについたキスの跡を見て


「タクオ、必死だね。」


と鼻で笑う。

同じ場所に唇をつけて強く吸われると、また鮮やかな赤色に生まれ変わる。


ジャスミンの乳房に手を伸ばしてまさぐると、乳首が立ち始める。

私はそれを口に含んだ。

見つめ合いながら、舌で転がすようにしては吸うことを繰り返す。

ジャスミンが落とす唾液で指先を濡らして、もう片方の乳首を摘まむと吐息と喘ぎ声を漏らした。


私の乳首を彼女の乳首に押し付けるようにしながら、キスをする。


お互いの割れ目に指を沿わせるとクチュクチュと音がする。

シックスナインの体勢で舐め合う。

クリトリスを唾液で濡らして、舌を這わせると彼女はビクンと腰を浮かす。

弱い場所は分かっている。


どうすれば彼女がイクかとか。

喘ぎ声をあげて、身体を震わせるかとか。

この数ヶ月で私は充分すぎる程、知っている。


指を3本入れて、中を掻き回すようにゆっくりと出し入れすると私の手のひらに愛液がつたう。

クリトリスを強めに吸うとジャスミンはイッた。


彼女の下から抜け出て、バイブが入った箱を出してくる。

向き合って足を広げるとお互いのバイブを舐め合って唾液で濡らす。

愛液でテラテラと光るヴァギナにバイブを当てて突っ込むとスイッチを入れた。


右手でバイブを出し入れする。

奥まで入れて押し付けては、ゆっくりとひいてピストンを繰り返す。


「あっあっ。」


ジャスミンの声が大きくなる。

背中を仰け反らせて彼女がイクと、私は彼女の足を引き寄せてヴァギナを擦り合わせた。


ヌチャヌチャと音が響く。

クリトリスの刺激で私もイッた。




抱き合ってキスした。

何度も何度も。




それでも、タクオのことを想っている自分が悲しかった。







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