Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十歳 ジャスミンとタクオ(34)

成人式の次の日に私は自分の部屋に帰った。

16日に帰るとタクオと約束していた。

ジャスミンは20日に帰ってくる。


荷物を片付けるとすぐにタクオに電話する。コールを10回鳴らしてもタクオは出なかった。


まだ15時だ。

帰ってないのかもしれない。



先に買い物に出ることにする。

何か作って、タクオと一緒に食べようと思っていた。


外に出るとスーパーに向かって歩き出した。

カレーの材料を買い込む。

奮発してビーフの角切りを選ぶ。


「こんにちは。」


声を掛けられて振り向く。


「分かりますか?タクオの・・・」


と言われて気づいた。

タクオの彼女だった。

初めて会った時にはロングヘアーだったのに、バッサリとショートヘアーになっていた。


「こんにちは。会いにいらっしゃってるんですか?」


出来るだけ普通に平然と答える。


「はい。シチューか食べたいねって話になったから、買い出しに来たんです。」


と彼女。



私はガッカリしていた。

今日はタクオと会えないだろう。


見渡して見てもタクオがいない。


「一緒じゃないの?」


そう聞くと


「お酒を買いにこの先の酒屋さんに行ってるんです。」


「そう。」


話しが続かない。


「食べにいらっしゃいませんか?」


いきなり言われ、私はびっくりして彼女を見た。


「私、ルルさんと友達になりたくて。タクオが一番仲良しだって言ってるから。」


タクオはどんな話を彼女にしているんだろうか。

仲良しの異性の友達の話を聞かされて、平気な彼女なんていないだろう。


「今回は遠慮しておきます。またの機会に。」


そう答えて別れた。

精一杯だった。





材料を買って帰ったものの、一人で作って食べる気にならず結局はお茶漬けで済ませてしまった。





ムラムラしていた。


2週間以上していない。

生理前でおっぱいが張って痛みを伴い始めると、私の性欲は高まる。

丁度その時期と重なっていた。


タクオとしたくて、帰ってきたといっても過言ではないのに会えないなんて。



マジでムラムラ。

タクオは彼女を抱いているのだろうか?




我慢できそうにない。

仕方なく、クローゼットの奥から箱を取り出す。

ピンク色のローターと真っ黒なバイブが入っている。ジャスミンがうちでする時用に置いて帰った物だ。


部屋の電気を消し、パジャマのズボンを脱いで、ベッドに横になる。


目を閉じて、タクオとのセックスを思い出す。

おっぱいに触れる。指先を乳輪にサワサワと這わせ、空いた手で乳房を揉む。

指を舐めて唾液を付け、乳首を摘まむ。

捏ねるように指を押し付けると、気持ちいい。乾いてくると、唾液で濡らし、捏ねたり弾いたりを繰り返す。

吐息が漏れる。


右手を伸ばし、ショーツの上から割れ目に沿って前後に撫でる。

ヌルッとした感触が指先に伝わる。

十分に濡れていた。

割れ目を開くように指を押し付けるとクリトリスにあたる。

「はぁうん。」

声と吐息が混じった声が出る。

自分の声に興奮する。


ローターにスイッチを入れて、クリトリスの周りを優しく刺激する。

私はローターはショーツの上から当てて欲しい。直接だと刺激が強すぎて痛いのだ。

クリトリスと膣口の間にローターを押し付けると気持ちいい。


「あっ、あっ。」


小さく声が出て、ハァハァと息があがる。

私の汁がショーツをぐっしょりと濡らしたのを確認し、ローターを膣に入れる。

ショーツを脱いで、ローターの刺激を感じながら黒いバイブを舐める。

生のぺニスを舐める程はテンションが上がらない。

でも、バイブを十分に濡らしてないと痛みを伴う。ひきつれたような痛みで動きが制限されるのはイヤだった。


ローターを引き抜くと私の汁でズルンズルンだった。

私はバイブに膣口から溢れた汁を擦り付け、ゆっくりと咥え込んだ。

「んっ。」

太くて長いバイブが私の中をいっぱいにする。気持ちいい。

スイッチを入れる。

ウィンウィンと音が響く。

中をかき回すように動かす。

膝を曲げて自分で出し入れする。ゆっくりと奥まで押し付けるように突っ込む。

「あっ、あっ。」

私は夢中になっていた。

バイブについた小さいヘラがバイブレーションしながらクリトリスを弾くように刺激してくる。

痛みを感じて当たり方を調整する。


ヌチャヌチャと音をさせ、息を乱しながら夢中でバイブを出し入れする。

脚を伸ばすと爪先まで力が入り始めた。

「あっあっあっ。」

自分の声が響く部屋で、私は一気に自制心を解放し、イッた。



指で割れ目に触るとビショビショに濡れていた。



罪悪感と物足りなさを感じていた。




もっとちゃんとセックスしたい。



何で私はこんなにエッチになってしまったんだろう。

明日はタクオに会えますように。





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