Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十歳 ジャスミンとタクオ⑭

「俺、今までで一番気持ち良かったかも。」


シャワーで汗を流す。

アナルに入れた感覚に似てると言われたが、アナルにぺニスを突っ込んだ事がない私にはよく分からなかった。


バスタオルを濡れた部分にひいて、横になる。


「泊まる?」


そう聞くと、タクオが私の鼻先にキスをした。隣に来た彼に腕を伸ばして抱きつく。彼の首筋に鼻をつける。

私はこの体勢が好きだ。

一番シックリ来て、落ち着く体勢だった。

脚を絡める。


「付き合わないか?」


タクオが言う。


「ジャスミンは?彼女は?どうするの?」


聞いてみた。


「彼女とは別れるよ。ジャスミンのことはルルが決めればいい。」


そう言われて


「私はジャスミンとの関係はこのまま続ける。タクオとは付き合えない。」


と答えた。


ジャスミンに対してLOVE感情がなくても・・・私が彼女を大切に想う気持ちは強かった。失うことは考えられない。


タクオも彼女と別れなくていいんじゃない?そう思っていたけれど、口に出すのは辞めた。

決めるのはタクオだ。



しばらく黙っていたタクオが、私にキスをした。


「俺はルルと一緒に過ごす時間が欲しい。」


そう言われると、私もそうだった。


タクオとのセックスは私の心の穴を埋めてくれた。

私は同性とセックス出来るけれど、恋愛の対象は男性なのだ。男性とした方が気持ち良くて満たされる。


程よく筋肉質なタクオの身体は、私の好みだった。

シロさんよりもタクオと抱き合った方が心地良かった。


「誰にも言わないで付き合う?絶対に言わない。話さないなら、いいよ。」


「言わない。約束する。」


タクオが私の小指に小指を絡めて軽く揺らす。


私達の契約が成立した。




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