Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十歳 ジャスミンとタクオ(23)

私はタクオにシロさんとのことを話さなかった。


でも、私の様子が少しおかしいことにタクオは気づいていたと思う。


あのまま、タクオの電話がなければ私はレイプされていたのだろうか。

考えたくなかった。

ただ、シロさんとはもう会うことはないと思っていた。


一人で部屋にいることが怖くて、タクオの部屋で帰りを待っていてもいいか聞いた。


「五時半には帰るから。」

そう言うと、鍵を握らせてくれた。


私はタクオの部屋を開けて入り、タクオの匂いがするベッドに潜り込んで目を閉じた。


目が覚めると4時半だった。

近くのスーパーに買い出しに行って急いで帰る。


ご飯をセットして、湯豆腐と大根やモヤシのナムルを数種類作る。


チャイムが鳴った後に三回ノックされたことでタクオだと分かる。

急いでドアを開けて


「お帰りなさい。」


と言うと、タクオは笑った。


一眠りしたことで私は少し元気になっていた。


ビールを飲みながら、食事をする。


二人でいると、お酒の量が増える。

ビール4本と千円程の白ワインを二人で空けた。

片付けはタクオがしてくれた。


その間に私はシャワーを浴びる。


髪を乾かすと私はタクオに股がり、ハグをした。

彼の首筋に鼻をつけて匂いを嗅ぐ。

ベッドにもたれてテレビを見ながら、私の背中を撫でてくれる。


少し酔っているせいか、眠くなってくる。


「珍しいね?眠い?」


そう言うと、私を抱き抱えて持ち上げる。

ベッドに下ろしてくれると私はまた眠りに落ちた。





「ルル、ちょっと奥につめて。」


そう言われて目が覚めた。


身体をずらすとタクオが入ってきた。

シャンプーのいい匂いがする。


自分からタクオの胸に顔を埋める。

髪の毛を撫でられて、私はまた目を閉じた。


胸元がひんやりして目が覚める。

タクオがパジャマのボタンを外して左の乳房に舌を這わせていた。

右の乳房を揉まれて指の間から覗く乳首にパジャマがあたり、吐息が漏れる。


目を閉じて、気持ち良さに身を任せる。


しつこいくらい丁寧に乳輪に舌を這わせて、肝心な乳首を掠めていく。

焦れて、身体を動かしても舐めてくれない。


「んっふん」


声が鼻から抜けていく。

乳首が固くツンと上向きになるのが分かる。もどかしくて、早く触って欲しい。


チュッと音を立てて吸われると、腰が浮く。

舌先を小刻みに動かして、乳首を振動させ、押し潰すように捏ねられると堪らなかった。

肌色に近いピンク色の乳輪と乳首は刺激されると少しだけ濃い色に染まる。


強弱をつけながら、乳首を吸われ


「あっ、んっ」


と声をあげる私のお腹を指先で撫でていく。

私はタクオの太股に自分のクリトリスを押し付ける。

脚を絡ませて擦り付けるようにすると、すぐにイッてしまいそうな程気持ちいい。


パジャマのズボンとショーツを脱がされると、私の割れ目にぺニスを擦り付けてくる。

コンドームを付けるとそのまま中に入って来た。


「んっ。」


吐息が漏れる。

タクオが身体を重ねてくる。

頬を手のひらで包むように引き寄せてキスする。

舌を出して彼の舌をなぞる。

私の目を見て応えてくれていたタクオが急に


「ねぇ、今日シロさんを部屋に上げたでしょ?」


と言った。

驚いた。

私は彼の顔を見つめる。

嘘はつけそうにない。


「うん。どうして知ってるの?」


そう聞くと


「駅前に向かう途中で会った。ルルに会って来たって言ってた。」


私の唇の横でタクオの声がする。

頬に唇を押し付けられる。


「昨日、バイトのお客様がシロさんの会社やってん・・・で、今朝部屋に来てバイト止めろって叱られてん。」


かなりハショッてはいるが、嘘ではない。



「何かされた?」


「ううん。」


「ほんとに?」


「なんで?」


「いや・・・キスしただけですごく抵抗されたって落ち込んでたからさ。」



最低最悪だ・・・


仕方ない。

私はタクオにすべてを話した。


彼は黙って聞いていた。

私がタクオの部屋でいてもいい?と聞いた時点で、私の気持ちは分かってくれていたようだ。


キスされる。

「イヤじゃない?」

聞かれて頷く。


入ったままのタクオのベニスが大きくなったのが分かる。


チュッチュッと唇を合わせ、優しく吸いながら舌を絡ませる。

ゆっくりとした腰の動きで、奥まで刺激される。

じわっとした気持ち良さが生まれると、私の中から愛液が零れ落ちる。


「気持ちいい。」


そう言うと、タクオが頷く。


「部屋に他の男は入れないで。」


タクオに言われて、頷いた。


長いキスをしながら、私とタクオは同時にイッた。


薄々気づいていたけれど・・・

私はタクオが大好きらしい。




×

非ログインユーザーとして返信する