実はワタクシ・・・
短大でデビューする為に高校3年生になってから髪を伸ばして、2学期からはダイエットしたのね。
結果的に8kg痩せた。
元々ポッチャリだったから、8kg痩せてもガリガリではなく標準だけど。
50kgを切った時は本当に嬉しかった。
クリクリの癖毛はストレートパーマをかけて、セミロングのボブヘアになった。
東京ラブストーリーの赤名リカみたいな髪型だ。
高校の卒業式の日にピアスの穴も開けたし。
えぇ、やる気満々だった訳です。
(≡人≡;)ゴメンナサイ
でも、入学してすぐに告白されるなんて思ってもみなかった。
正直、こんなに簡単に誰かに告白されるなんて思ってもみなかったんだよーっ(;TДT)
さて、話を元に戻そう。
私が話さなくても、和巳君とはジャスミンが話してくれた。
居酒屋に着くと奥から詰めて順番に座る。
私の右横にはジャスミン。
左横には和巳君。
和巳君は背が高かった。
185cmだと言う。
私が164cmだから21cmも高い。
少し見上げる高さだった。
シロさんは私の左斜め前に座っていた。
近くになれて嬉しかったし、ドキドキしていた。
みんなビールを頼んだ。
ジャスミンと私はお酒は初めてだった。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
(今から約30年前の話なので寛容に考えてね。)
乾杯してからビールを口に運ぶ。
苦い。
美味しくない。
我慢しながら、チビチビ飲んだ。
ものすごく騒がしい飲み会だった。
自己紹介もしたけれど、名前と出身地を言うだけで精一杯。
シロさんが話掛けてくれたが、話の内容は最悪だった。
「Ruruちゃん、和巳に告白された?一目惚れしたって大騒ぎで、今日告白するって宣言してたからね。」
「!Σ( ̄□ ̄;)!Σ( ̄□ ̄;)!Σ( ̄□ ̄;)」
「付き合ってみれば?」
とシロさん。
そこで和巳君が私の肩をガシッと掴み、大声で言った。
「俺達、今日から付き合いまーす‼よろしくーっ( `・ω・´)ノ 」
ちょっ、ちょっ、ちょっと待てっ‼
嘘やんっ( >д<)、;'.・
私は何も返事してないっ‼
勝手に決めるなっ‼
待ちやがれっ‼