二十歳 ジャスミンとタクオ(41)
眠ってしまっていた。
時計を見ると6時半だった。
ジャスミンを起こす。
スーパーのバイトが7時から入ってると言っていたジャスミンは慌て着替え始めた。
部屋にいていいよ、と言ってくれたけれど私も帰り支度をして玄関に向かう。
ドアノブに手を掛けながら、振り向いてキスをしてきた。
「ありがと。」
そう言って笑う。
私はやっぱり彼女のことが好きだ。
そう思った。
帰り道で、私はタクオの部屋に行くかどうか迷っていた。
アルバイトは6時半で終わっているはずだ。
とりあえず、電話してみることにして公衆電話に10円玉を入れた。
「ルルッ。」
声を掛けられて振り向くとタクオだった。
嬉しくて泣きそうになった。
マジで運命感じたわ♡
私の部屋の方が近かったから、一緒に帰った。
部屋に入ると抱きついてキスをする。
タクオが眼鏡を片手で外すとシューズケースの上にソッと置いた。
キスをしながら、タクオのベルトに手を掛けてジーパンのボタンを外す。
パンツの上からぺニスを触ると固くなっていた。
パンツをずらして亀頭を口に含む。
含みながら、私は自分のジーパンとショーツを脱いだ。
触らなくても自分のアソコが濡れてることは分かっていた。
帰り道で汁がトロトロとショーツを濡らしていた。
タクオは靴を履いたまま。
足首までジーパンとパンツを引き下ろし、彼を押し倒す。
ぺニスに自分の穴を押し当てて一気に腰を沈めた。
「んっ。」
声が漏れ、溜め息が出た。
「ジャスミンとした?」
聞かれて頷く。
「足りなかった?」
上半身を起こしながらタクオが顔を覗き込んでくる。
「うん。」
声が震える。
クリトリスを押し付けるように、腰を前後に動かす。
先っぽが私の好きな奥の部分を突いてくれていた。
「あっ、あっ、あん。」
声が出てしまう。
私だけ息を乱してイッてしまった。
ゆっくりと彼の上から降りる。片足に引っ掛かったままのショーツを抜き取り、タクオのブーツの紐を解いた。
ジーパンとパンツを脱がすと後ろから抱きしめられた。
玄関のドアに手を突いて立ち上がる。
そのままタクオのぺニスが入ってくる。
「声だしちゃダメだよ。」
お約束の言葉を言われても、我慢できない物は仕方ない。
でも、外を誰かが通ったらすぐにバレちゃうよね。
やっぱり・・・
コンドーム無しでセックスすると気持ちいい。コンドームを付けていると、何かの拍子にひきつれたような痛みが走ることがある。生だとそれがない。
外出しは避妊にはならないけれど、基礎体温を付けて安全な日とかは生でしたいと思ってた。
挿入したまま、コートを脱がされ、ボタンダウンの白シャツの裾から手を入れられる。まだ冷たいタクオの手がお腹をなで回し、ブラジャーを上に捲る。
乳房を両手で強く掴まれ、揉まれると興奮してきた。
指で弾くように乳首を愛撫される。
「はぅん。」
と声と吐息が混ざった小さな喘ぎ声が出る。
グチュグチュと愛液の音とパンパンと腰を打ちつけれる音が響き始めると、私の上半身はドアに沿って落ちていきそうになる。
声を我慢しても吐息は無理だった。
クリトリスを押し付けるように触られて
「イヤ・・・」
小声で言う。
「ルルのイヤはもっとしてってことだよね?」
耳たぶを吸われ、私は崩れ落ちるようにイッた。
抱き抱えられて、ベッドに下ろされる。
足を開いた形で持ち上げられ、ビショビショになったクリトリスを吸われる。
まだ、いつもの気持ちよさには達していない。意識はハッキリしていた。
ビクビクと腰を反らせながらクリイキした私の口にぺニスを突っ込んで来るタツオ。
股がるように私の上から見下ろしてくる。
自分の愛液の味がする。
舌を絡めながら、タクオの動きに合わせて吸う。
唾液が溢れて私の口から垂れていく。
ズズッ、ズズッと啜るような音が部屋に響く。
乳首を摘まんだり捏ねたりされて、私の汁がシーツに落ちるのが分かる。
気持ちいい。
口から抜かれたぺニスを次は膣口が咥え込む。身体を重ねて、キスをしながらゆっくりと動くタクオにしがみつく。
「もっとして。」
そう言うと
「いっぱいしてるじゃん。」
と言う。
「もっともっとして欲しい。」
私の髪を撫でながら、頬にキスをすると片足を持ち上げるような形で奥を突いて来る。
深く入ったぺニスを締め付けるように子宮を引き上げるように力を加える。
乳首に舌を伸ばして転がされると、ヌルヌルに濡れた内腿が痙攣し始めた。身体に力が入る。息が出来ない。
痙攣は全身に広がって私は真っ白な雲の中に落ちていった。
汗で濡れた額にキスをしながら
「まだしたい?」
とタクオが聞いてくる。私は首を横に振った。もう無理だ。
お腹に出したタクオの精液が私の頬まで飛び散っていた。