下着を着けようとした私に 「そのままでいいよ。」 とタクオが言う。 寝室で抱き寄せられると、タクオの右手が私の頬を包む。 「まだ痛いよね。」 口角の傷に指先で触れながら、タクオが聞いてくる。 頷くと、舌先で傷に触れてから唇を舐められた。 「ルルは綺麗だよ。大丈夫。」 と言われて、笑ってしまう。 綺... 続きをみる
東京のブログ記事
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電話が鳴る音で目が覚めた。 タクオに声を掛けると、反動をつけて起き上がり電話に出た。 ジャスミンからだった。 時計を見ると22時。 どれくらい眠っていたんだろう。 寝返りをうつと、筋肉痛のような痛さを感じた。 よくよく考えてみると5ヶ月ぶりのセックスだ。 ゆっくりと身体を起こしてショーツを探す。床... 続きをみる
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しつこく耳に舌を這わせてくる。 セックスのスイッチが入るように、膣が熱くなる。 滲み出すようにじんわりとヴァギナが濡れてくるのが分かった。 タクオのぺニスが固くなって太股にあたる。 手を伸ばしてソッと撫でた。 「入れたい。」 タクオが囁く。 私を横向きにすると、後ろから抱いてくる。 お尻の割れ目を... 続きをみる
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ジャスミンに連絡を取って、部屋を整えると私達は部屋を出た。 明日のお昼にはまた戻ってくる約束をした。 タクオはギンガムチェックのボタンダウンシャツに黒のチノパンツを合わせ、ハイカットの黒コンバース、黒のリュックだった。 タクオはいつもオシャレだ。 私は彼に合わせて黒のテンセル生地のロングワンピース... 続きをみる
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私は東京行きの航空チケットを片道分購入した。 夕方のチケットが取れてホッした。 母親には 「体調不良の先輩の代わりに三泊四日で東京研修に出ることになった。」 と嘘をついた。 「そんな顔で行くの?」 と当然のことを言われたが、マスクしてれば分からない、と交わした。 電話の呼び出し音をOFFにして留守... 続きをみる