Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

短大入学 一目惚れ⑮

シロさんが私のまぶたや頬にキスする。


「いい?」


シロさんが私に聞いた。

鼓動が早くなる。

ただ、怖くはなかった。






母の顔が浮かんだ。


「結婚するまでは絶対ダメよ。女は傷つくだけだから。」


そう言われていた。


言われていたけれど・・・私は黙って頷いた。







どれくらい時間が経ったのか分からない。彼は私にしつこく優しくキスを続ける。

何度も何度も唇を吸われて、舌を絡ませた。

同時に彼の指先が耳に触れる。

小さくビクンと動いた私の首筋に舌を這わせる。耳たぶを優しく噛んで吸われると

背中がゾクゾクして、くすぐったいような気持ちいいような変な感じがした。


身体の力が抜けて行く。


シロさんの手のひらは温かかった。私の頬や腕を優しく撫でる。


心地良くて、フワフワしていた。






彼の指先がシャツのボタンに掛かった時に、我に返った。


急に恥ずかしくなった。


「どうしたの?」


そう言った彼に


「自分で脱ぐから。」


と伝えて起き上がる。


ベッドに手を引かれて腰掛けた。


指先が震えて上手くボタンが外せない。


心臓が口から飛び出そうだった。


白いボタンダウンのシャツを脱ぎ、スカートを脱いだ。


シロさんも着ていたTシャツを脱いだ。



薄い水色のブラとショーツになったけれど、恥ずかしさで死にそうだった。


目が合うとそっとベッドに倒された。


さっきよりも強く唇を吸われて、『んっ。』思わず声が出た。



「大丈夫。」



そう言うと、私の右手を握って首筋に舌を這わせる。


服を脱いで、直接触れる皮膚の温度。

彼の身体がすごく熱く感じた。


なぜかその感触が懐かしくて、鼻の奥がツンとした。


慣れた手つきでブラを外された。

とっさに左腕で隠すとそっと手首を掴んで、腕を開く。

手のひらで包み込むように左の乳房を揉まれて、右の乳房に舌を這わされる。

乳首を吸われ、舌先で刺激されると声が漏れた。


その間、私は天井のシミをぼんやりと見つめていた。


乳首を吸い、首筋に舌を這わせ、唇を吸われる。


お腹の辺りがゾワゾワして、声にならない吐息が漏れた。


気持ちいい。


私は目を閉じて、気持ちよさの波に漂っていた。


もっと触って。

もっと触りたい。


そう思っていた。



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