Bluebird~恋と愛のちがいについて~

自分の恋愛やセックスを振り返って整理していこうと思います♡

二十一歳 志賀さん(2)

私は志賀さんに会った。

志賀さんは車で来ていた。

白いBMWのオープンカーだった。

似合い過ぎて笑ってしまう。



食事をして、ドライブした。

ほとんど志賀さん一人が喋っていた。



ドライブ中に手を握ってくる。

嫌ではなかった。むしろ、手の温もりや質感が気持ち良かった。



ただ、やはり相変わらず声がデカイ。






車がホテル街を走っている時だった。

ウィンカーを出して、ホテルの中に入った。




S「なぁ、えぇやろ?してみな分からんこともあるからさ。」


R「いいですよ。」




私はあっさりOKした。

志賀さんはビックリしていた。



「マジで?ホンマに言うてんの?」


と大きな声で聞いて来た。

誘ったのはそっちだろうと思ったけれど、黙っていた。


誘われたらスルつもりで来ていた。

タクオの宿題がある。

それと生理前で性欲があったのもOKした理由だった。


部屋に入ると志賀さんが先にシャワーを浴びた。

その後、私が浴びる。


浴室は磨りガラスで身体のシルエットが分かる。

それが恥ずかしかった。


バスタオルを巻いて部屋に入ると、志賀さんはベッドに入って待っていた。



隣に並んで横になると、志賀さんが覆い被さるようにして私に身体を寄せてくる。

マジマジと顔を見ると、やはりハンサムだった。

固くなったぺニスが太股に触れた。


キスをした。

タバコの匂いがする。

軽く啄むように唇を重ねる。


「自分、めっちゃ唇柔らかいな。」


志賀さんが言う。

言ってくれるのはいいが、声がデカイ。


腕を伸ばして志賀さんの顔を引き寄せると唇を重ねた。

黙って欲しかった。

舌を絡めるとタバコの匂いが口の中まで広がる。

私はタバコの匂いが苦手だった。

苦手だったけれど、志賀さんのキスはイヤじゃなかった。

トキのキスが好みじゃなかったからかも知れない。

何だかすごく気持ち良かった。




志賀さんの舌が首筋を這う。

吐息が洩れた。

バスタオルの上から乳房をまさぐられ、掴まれる。


「思ったより、おっぱいデカイな。」


あなたは声がデカイ。


バスタオルを外される。


「綺麗やな。」


声がデカイ。


乳房を揉みしだかれ、呼吸が浅くなる。

生理前でいつもより張っている乳房に少しだけ痛みを感じる。

でも、気持ち良かった。

ヴァギナが湿り始めるのが分かる。

乳輪を舌が這い、焦らすように乳首を掠めていく。


吐息に喘ぎ声が混ざる。

乳首を吸われると背中が反った。



「感じてるやん。気持ちいいんか?」



エロ親父のような台詞をデカイ声で言う。




一応頷く。

志賀さんは続けてくれた。

気持ちいい。




うつ伏せにされて背中を撫でながら、お尻を吸われる。

ねっとりとした舌の動きに私の愛液が滲み出してくる。

内腿に舌を這わしながら、割れ目を撫でられると声が出てしまう。



興奮していた。



仰向けにされてクンニを始めるとズズッズズッと私の愛液を啜る音が部屋に響く。

クリトリスを吸われると腰が浮いてしまう。



「どしたん?気持ちいいんか?」



デカイ声で聞いてくる。

黙ってくれたらいいのに・・・

溜め息が出そうになったのを飲み込んだ。



クリトリスを舐められながら、指を出し入れされるとグチュグチュと音がする。




志賀さんは言葉責めが好きなのだろうか。

エロ親父のように言葉で私を「いやらしい女」として責めてくる。

集中しようとしても、途中で気持ちが削がれてうっとおしかった。



イケないまま、私は志賀さんを押し倒した。

舌を絡めて吸いながら、乳首に触れると志賀さんがビクンと反応する。

首筋に舌を這わせて軽く吸うと



「あっ・・・」



と声をあげる。


驚いた。



女の子みたいだった。

感じやすいジャスミンでも最初からここまでの反応はしない。


乳首を口に含みながら、唾液をつけた指先でもう片方の乳輪を撫でる。

ビクンと身体を震わせて吐息を漏らす。

面白い。

ついつい意地悪な気持ちになってしつこく乳首を愛撫する。

志賀さんの腰に巻かれたバスタオルはテントのように持ち上がっていた。


志賀さんは自分のぺニスに触れようとしていた。

私はその手を軽くあしらうと、バスタオルを外した。



志賀さんのぺニスはズングリムックリだった。凄く太い。太いから短く見えるのかもしれなかった。

くすんだネズミ色がかっていた。

美味しそうじゃない・・・



乳首を指先で捏ねながら、亀頭からカリにかけて舌を絡めると志賀さんは喘ぎ声を上げた。

笑ってしまいそうになるのをグッと堪えた。

根元まで口に含むと頭を掴まれる。

志賀さんは腰を振ると私の口の中に出した。


「飲んでみて。」


そう言われたけれど、無理だった。

ティッシュに吐き出すと



「美容にえいからって、みんな飲むで。」



とデカイ声で言う。

みんなって誰やねん・・・と心の中で毒づいた。




私はもう乾いていた。



「なんやねん。カラッカラになってるやん。」


デカイ声で笑いながら言ってくる。

多分、悪気なんてないのだ。

そして、きっと裏も表もないんだろう。


そんなことを言いながら、志賀さんは私のヴァギナに舌を這わしてもう一度丁寧にクンニしてくれた。

優しい所もあるのかも知れない。

いちいち解説してくる志賀さんの口を私は人差し指で塞いだ。




「黙ってして。集中したいから。」




仕方なく言葉に出して伝えた。



クリトリスの刺激で私がイクと、志賀さんがコンドームをつけて入って来た。

少しひきつれたような痛みがあった。




「自分、めっちゃ穴が小さいな。」




ゆっくりと腰を動かし、唇を重ねる。

濡れてくるのが分かる。




気持ちいい・・・かもしれない。

そう思い始めた時。



「あっ、んっ・・・」



志賀さんがデカイ喘ぎ声を出し始めた。



もう無理だった。

笑いを堪える。




結局、志賀さんは


「ああああぁぁぁぁーっ」


と声を出しながら激しく腰を打ち付けて3分ほどで果てた。





「どうやった?」


志賀さんが自信満々に聞いてきた。



R「どうって?」


S「良かった?」


R「そんなこといちいち聞きます?」


S「聞きたいねんっ。」


声がデカイ。

私は笑ってしまった。


R「志賀さんって銀行で付き合った人いないんですか?」


S「おらへんよ。最近まで彼女いてたし。ルルちゃんが付き合ってくれたら嬉しいけど。どうよ?」


R「私はごめんなさい、ですね。」


S「えぇーっ‼マジで?俺、こう見えて案外一途やで。」


声がデカイ。


R「志賀さん、自分で分かってるでしょう?モテること。私の同期にも狙ってる子達がいるんですよ。私は揉めたくない。」


S「えーっ‼そんなん、秘密にしてたらえぇやん。俺、口は軽そうに見えて固いで。」


R「リスクを侵してまで付き合う理由が今の所見つかりません。」


S「それって俺のセックスは合格ラインに達してないってことか?なぁっ?」




声がデカイ。

私は笑ってしまった。

案外普通に面白い人らしい。



とりあえず、デカイ声で話さないでと思っていた。





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